当院の歯周病治療

８０歳で２０本の歯が残るよう（８０２０運動）、歯周病治療に力を入れています。また、重度の患者さまでもできるだけ歯を抜かずに、ご自身の歯を残していく治療方法を中心としています。

悪くなった歯を抜くことは簡単ですが、やはり天然の歯に勝るものはありません。また、天然の歯が少しでも残っていれば、後々入れ歯の支えにもなるので、長年のお口の健康につながるのです。こうした考えから、当院では虫歯でも歯周病でも、害がない限り使える歯は残す治療方針をとっています。

歯周病は、長期的なメインテナンスが非常に重要です。そのため治療内容もクリーニングやメインテナンスが中心となります。

歯周病予防・再発防止のために積極的に行っているのが、歯磨きや生活習慣のアドバイスです。毎回治療のたびに、例えば「どこが汚れているか、汚れやすいか」などを、日々のケアに役立つようにお伝えしています。

また、少しでも治療の合間にお待たせしてしまう時間があった場合は、その間にクリーニングも積極的に行っています。歯のクリーニングは、何度行っても効果のある治療です。「今日はクリーニングの日です」といったスタイルではなく、日常的な治療の中で繰り返し行うことで、歯周病や虫歯の予防につなげています。